新患を増やすには②

前回に引き続いて「新患を増やすには」の具体的な手法について記載します。

歯科医院さんにおける新患とは、全く初めての新規で来院される患者さんと一定期間を空けて来院される既存患者ではあるけれど新患扱いの患者さんに分けられます。
この概念を当社では「増患対策(初めての患者さん)」と、「集患対策(リコール患者)」というように分けて考えています。

増患はパイである分母を増やすことを目的とし、集患はセグメント・マーケティングとして、定期検診から始まりホワイトニングや審美など患者さんのニーズな将来的な欲求のためのマーケティングを目的とします。
例えば、保険の義歯をお作りになっていただいた患者さんとの良好な関係作りの先に使い心地の良い自費の義歯にしていただくのも目的のひとつと言えます。

ただ、ここで重要なのは断言は出来ませんが、多くの歯科医院さんに対して言えることは、分母である患者総数が多いクリニックさんであればあるほど、集患対策はやりやすいことになります。
少ない患者さんで、自費専門で、紹介アポイントがほとんどで・・・という歯科医院さんもありますが、一般的には保険診療を前提に自費も無理せずに安定的に獲得できる診療方針と経営スタイルが多いはずです。

増患~新規患者を増やすにはどのようなエリアで診療されているかで考える

一般的には、住居区や人が行き交うエリアに開業されているクリニックさんがほとんどだと思いますが、1番効果的なのはやはり紙媒体です。
最近では、医療広告ガイドラインの変更もあり記載できることに制限はありますが、それでもやはりチラシは効果的です。
歯科医師である先生から
「チラシはダメなんじゃないの?」
と聞かれる事がありますが、チラシはやってもなんら問題ありません。ただし、他の医院との差別化にならないこと、競争原理を生む内容が書かれていないこと、すべての人に誤解無く一般的に解釈できる内容であれば問題ありません。もし詳しく知りたい方は当社にお尋ね下さいね。

チラシなどの紙媒体には、やはりネットへの誘導は不可欠です。
こちらに関してもホームページなどは医療広告ガイドラインにおいて「広告物」として扱われるないようになりましたので、ホームページの内容は今もっとも注意し修正が必要になっているとは思いますが、それらの制限の中でも、ユーザーに対し正しく解釈されるようにすることも医療を提供する側としては変化に対応していかなければなりません。

さしあたり、今日はこの辺で。

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